新出土!鎌倉に遺された足跡 2022年に鎌倉市内で発掘調査された速報展をみてきました。
中世都市の鎌倉にいた武士や商人、職人など多くの人が生活をしていた 痕跡が住居の跡や当時つかっていた道具の展示から生々しく当時の暮らしぶりが伝わり、
私はもっぱら食に関しての茶臼や温石、漆椀、おろし皿などの出土品。
そしてもちろん「お箸」に釘付け!大倉幕府周辺遺跡群から出土した大量の箸。 水槽越しに定規で測ってみましたら、16cmや23cmでほぼ今の基準と大差なし。
くらべて菜箸は太く平たくて、現在のものとはだいぶ違いました。
箸は神事でも用い、「使う人の魂が宿る」ので、使いまわしや共用を避けて「清浄」を意識していたことが、現在の祝事やお正月の慣習へとつながっています(*^-^*) こうしたさまざな道具をみて、禅僧が一服したり、懐に温石を忍ばせ、茶の薬効を説いたりしていただろう当時の臨場感を味わえました。 まもなく、芸術。食欲の秋ですね。箸づくり&箸講座を催す予定ですm(__)m
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